今や国際的にも活躍しているSEKAI NO OWARI。
その中で主にギターを担当しているのはNakajinさんだ。
主にSEKAI NO OWARIの曲はボーカルであるFukaseさんが主を歌うが、実はNakajinさんが作詞作曲をして、Nakajinさん自身が主となって歌う曲がある。
もくじ
SEKAI NO OWARIのNakajinがメインの歌!
それは「TONIGHT」と「炎の戦士」だ。
今回はそれらの曲について紹介していく。
TONIGHIT
ゆったりとしたメロディーの中にNakajinさんの声が響き渡る。
Nakajinさんの歌声はFukaseさんほどの特徴を持ってはいないが、何かとても不思議な魅力を感じる。その歌声は優しさを含んで、聴き手の心に浸透していく。
この曲からはNakajinさんの想いや苦悩を感じる。しかしその言葉は、多くの人が共感するものだ。それはFukaseさんやSaoriさんではなく、Nakajinさんが書いた言葉だからこそ感じるのかもしれない。
不思議に感じる瞬間が時々ある
僕が今ここにいるというこの事実が
僕に特別な力があるとはとても思えないし
ひとりきりではできなかった事だよ
これは曲の冒頭の言葉だ。これを書いた当時のNakajinさんのSEKAI NO OWARIに対する想いを感じる。
この言葉は客観的に自分の現在の位置を見た時に、多くの人が感じることだろう。ましてやSEKAI NO OWARIのひとりとして位置しているNakjinさんには強くそれを感じたのかもしれない。
~3炎の戦士~
この曲は「TONIGHT」とは違い、力強さを感じる曲だ。
Nakajinさんが今まで、いろいろな努力や経験を積み重ねてきた事が、この曲から分かる。
そしてその努力や経験は全て無駄ではなかった事を主張しているように感じる。
そのためこの曲を聴いて、後押しされた人も少なくないだろう。
誰よりも強くなりたくて一生懸命努力して
やっとの思いで作り上げた鎧は
中にいてもただ窮屈で身体は弱っていく一方で
たまらず自ら脱ぎ捨てたんだ
それでも流した汗の痕は僕にしみついて
血となり肉となり骨となり僕を動かしている
誰にでも努力したのに、だめになったりする経験があるだろう。
それでもその努力は無駄ではなく、今の自分を動かしているものなのだとこの言葉から感じる。
僕を飾る宝石がなくなったて守り続けたいものがある
「あの日」灯したこのロウソクだけはずっと守り続けていく
これはこの曲のサビの言葉だ。
自分の決意のために灯したロウソクは、どんな事があろうとも灯し続けていく。
その精神は、まさに炎の戦士を感じる。
まとめ
Nakajinさんがフルで歌う曲は数少ない。しかし一度聴くと、それらは確実に聴き手の心に残る。
Nakajinさんの書いた言葉は、他のメンバーとはまた違った良さを感じる。それがSEKAI NO OWARIの曲のバリエーションを多彩にしている。
今回紹介した「TONIGHT」と「炎戦士」は、ファンの間ではそうではないかもしれないが、一般の人達にはあまり知られていない曲だ。
しかしこれらの曲はSEKAI NO OWARIの名曲であることは確かである。