WANIMAの良さはなんといっても日本語のフレーズを大事にしている所です。シンプルであり、曲を作る上で狙っているフレーズをつけるわけではなく、今の自分たちが一番良いと思った事を綴っていると作詞をするKENTA君が語っていました。
ありのままのストレートな心に響く歌詞だからこそ、今の10代20代若い学生達には原動力になり、昔のロックを知っている大人達には懐かしさの中にある強さとまだまだと言える後押しにWANIMAがなっている気がします。
歌詞と共に見る彼らの優しさと人柄の良さも感じ取って貰えたら嬉しいです。
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もくじ
歌詞から見る名言①CHARM《まだやれる まだまだやれる》
▷発売日 2017年5月17日
▷作詞 KENTA
▷作曲 WANIMA
名言歌詞紹介
WANIMAといったら、ポジティブで前向きで周りじゃなく自分に対してまだまだこれから。と、伝えてくれる歌詞が多いですが、一番身近にあって、まだまだやれる!と自分らしく自分を奮い立たす事のできる曲です。
タイトルにあるように、この歌をお守りにしてほしいと思って作ったそうで、支えてくれた人達に一番のお返しは曲だからと、新しい歌は遠く離れた場所にいるあなたに届くようにと願っていて、聞きなれてきて古くなっていった曲が今でもずっと一緒に歌っていける世の中になるように願って、いつでもそばにあるお守りのような曲になってほしいと願いがこもった歌になっています。
歌詞から見る名言②(ともに《悩んだり泣いたりする今日も 進め君らしく心踊るその先には幸を》)
▷発売日 2016年8月3日
▷作詞 KENTA
▷作曲 WANIMA
名言歌詞紹介
学生時代の青春に対して作られている曲になりますが、きっと今の学生だけでなくそれを経験してきた大人も共感できる歌詞になっています。この曲でも頑張れ!や、大丈夫な
どのフレーズは使わず、君らしくという言葉を使っています。みんな完璧な人間ではなくてどこかで孤独や不安で毎日倒れそうになりながら自分と戦っています。
その葛藤の中で、個々に辿り着くまでにいろんな景色をみて来たんだろう。とあり、みんな個人個人様々なことに負けずに進んで来たからこそ、今がある。と過去の自分を誉めてくれているような歌詞です。
そしてこの曲は熊本であった地震のその当時、離れていてなにもしてあげれなかった辛さの気持ちで完成した曲とも言われていますが、この曲の最後《生きていれば命さえあれば》の部分はきっと生きているだけで前に進む勇気になるんだよ。と言ってくれていて、この曲で救われたと言っている人も多いのではないでしょうか。
歌詞から見る名言③シグナル《涙拭いて鏡の前 ほら元通り》
▷発売日 2018年1月17日
▷作詞 KENTA
▷作曲 KENTA
名言歌詞紹介
この曲はサビ部分から始まる頭に残る歌詞が印象的です。歌詞全部がWANIMAらしく爽快かつどこまでも前向きです。最初の方はきっと不確かな変わらない毎日に不安があってため息もつきたくなるから、涙拭いて鏡の前苦笑い。という歌詞になっています。
でも進んでいくにつれて、その不安も全部含めて笑顔に変えてダメならまた最初からやればいいみんな経験して、涙拭いて鏡の前ほら元通り。に繋がっていく歌詞が凄くすきです。
自分自身で経験は一つも無駄じゃない事。だからもし失敗してもそれは通過点でゴールまでは長い道のりだから、駄目だったら戻ってこい。という歌詞からも、WANIMAらしい暖かさを感じれます。
歌詞から見る名言④ヒューマン《こんな所でくだばってたまるか》
▷発売日 2018年1月17日
▷作詞 KENTA
▷作曲 KENTA
名言歌詞紹介
WANIMAにとっては珍しく人間の暗い《歪み》を歌っている曲です。周りの大人達は、目を気にして流されていたり、真実はあるはずなのに隠して生きてしまう。そんな中で正義感だけで立ち向かって行く人ほど生きにくい世の中な気がします。
なので、誰か一人でも、こんな所でくだばってたまるか。と泥臭くても芯を忘れてはいけないと感じさせる曲です。周りがなんと言おうと正義で立ち向かっていける人ほどシビれるような明日をたぐりよせる事ができるんではないかと思います。
歌詞から見る名言⑤TRACE《あなたがいれば》
▷発売日 2015年8月5日
▷作詞 KENTA
▷作曲 KENTA
名言歌詞紹介
ストレートで歌詞が凄く分かりやすい曲です。タイトルの意味は、踏み跡だそうで、これまで自分達が歩いて辿ってきた道を確認し、また一歩進んで行こうという決意が込められた曲でもあります。
きっと無名で自分達がやっている事を周りは笑うかも知れないし、止めるかも知れないけれど、自分が信じた道や自分達を今まで支えてくれた人に恥じないようにまたいつか会えた時に笑顔で変わりないたがいれば。は、きっと家族や友人、地元の人達はもちろん、WANIMAのありのままを受け入れてくれたファンであるあなたに繋がっているんだなと思います。
歌詞から見る名言➅HOME《何かあったらいつでも待ってる帰っておいで》
▷発売日 2014年10月22日
▷作詞 松本健太
▷作曲 松本健太
名言歌詞紹介
地元から上京してきた彼らにも、まだまだ町中で熊本の事を思い出して、田舎だけど安心する場所として思いながら作られた歌詞です。
帰りたい時もあるけど、きっと自分のやりたい、やれる事は東京が一番近く、周りの知らない難しい大人達や冷たい人混みに紛れて右左も分からない時に、地元のいつでも待ってる。の声を信じてここまで頑張ってきた彼らが想像出来ます。
だからこそ、こんなに有名なバンドに進化して行けたんではないでしょうか。
また、歌詞中にある、苦しみを楽しみ二倍増しだ。と言うフレーズもきっと楽しい事ばかりではなく辛いことも人一倍経験していないと、言えないフレーズだと思います。
またこの曲を初めて聞いてWANIMAを知った方へも、私は同じ九州であり天草はとっても田舎でのどかで暖かい場所なので、その空気を味わいに行ってみてほしいです。
歌詞から見る名言⑦(ここから《ダサいのは今だけだから》)
▷発売日 2015年11月4日
▷作詞 KENTA
▷作曲 KENTA
名言歌詞紹介
曲の長さも短く歌詞もシンプルですが、はじまるここから。の歌い出しが、今が一番悩んで苦しんでいても自分らしく気になる方へ歌でも歌いながら進んで行こう。と、考えすぎる事なくきっと今はダサい自分かもしれないけれど、これから何度でも変えていける。
新たな旅立ちに恐れるな。とエールを送ってくれていて、ライブの始まりに聞くと今からだ!と言う気持ちになったり、ライブの最後に聞けば、これからだ!と聞き手によっても新しい始まりを楽しく感じれる曲です。
まとめ
好きなフレーズにも上げた《まだやれるまだまだやれる》この言葉にはWANIMAの良さが詰まっている気がします。
辛い時、悩んだりこれからに迷ってくじけそうになった時に、頑張れ!ではなく、まだまだやれる。という言葉で後押ししてくれる気がします。
なのでWANIMAがタイアップのCMは学生目線が多いのも納得できます。もう駄目だ。とマイナスになるよりも、まだまだこれからだ。とプラスに思うだけで顔も上がり、自然に笑顔になれる、WANIMAらしいフレーズが私は大好きです。