槇原敬之の歌詞から見る名言⑦選!【意味を紐解く】

makiharameigen

槇原敬之さんの歌は、私をつくる細胞です。

二十数年前のある日。店内のBGMで流れていたアルバムのイントロダクション。

耳に入ってきただけで鳥肌が立ちました。私の細胞が目覚める程の衝撃を受けました。

それが槇原敬之さんの3rdアルバム「君は僕の宝物」でした。

もっと前から槇原敬之さんのことは知っていたはずなのですが、ビジュアルのせいなのか?「どんなときも。」の超絶前向きソングのイメージばかりが先行してか、なんとなく嫌煙していたようです。

おそらく、彼に抱くイメージは「優しい」「優等生」なイメージがおありではないでしょうか?

そんな彼が起こした、1999年の”事件”。

私たちファンの衝撃をはかりしれず、2日後に控えたライブの1列目をチケットを持っていた私は「これがノストラダムスの大予言だったのか!」とおもったほどです。

その後、芸能界に復帰し、国民的アイドルSMAPに手がけた「世界に一つだけの花」がメガトンヒットとなり名実ともに、世の中に認められるまでになります。

スターウォーズならライトサイドからダークサイドへ転落しみごと生還した稀有なシンガーソングライターだと思います。

さて。そんな槇原敬之さんの名言を紐解きましょう。

たくさんありすぎるので・・・今回は恋愛編とします。

槇原敬之の歌詞から見る名言①「君は僕の宝物」より

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強く雨が降った 次の日にはもう 日だまりがいる時のよに

君をいつでも安心させるよ だって君は僕の宝物

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▷発売日 1992年4月2日 君は僕の宝物 収録

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

10代の頃は聞くのが恥ずかしかったんです。「君は僕の宝物」だなんて。

王道すぎて正面から見れないみたいな。

でも、これがアラフォーになって聞くと・・・

まぶしい。まぶしすぎる。そんなこと、今の私に言ってほしい。

究極の愛の言葉だと思います。

槇原敬之の歌詞から見る名言②「revenge」より

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最後の日 君は忘れられるのが一番つらいよっていってただろう

だから僕は君を忘れてやる たとえもう君が別にそんなことどうでもよくても

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▷発売日 1996年10月25日収録 UNDERWEAR 収録

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

【曲紹介】

槇原さんの曲は気持ちがのっています。もう、聞いてて胸が痛くなるくらい。

この別れた彼女は典型的な嫌な女ですね(笑)でも、悲しいかな彼は女々しい。そう。

男の子は女々しいものなんです。でも、強がってるんです。

後ろ向きに前向いてます。”たとえもう君が別にそんなことどうでもよくても”

そんな事行ってるうちは忘れられるわけないんですけどねぇ。

こんなことを言っちゃう乙女系男子。けっこうい核心をついていると思います。

 

槇原敬之の歌詞から見る名言③「End Of The World」より

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足りないもの持ち寄っただけの できそこないの恋は

あまりにも見栄えが悪くて きっと誰にも見守られない

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▷発売日 1996年10月25日収録 UNDERWEAR 収録

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

【曲紹介】

槇原さんには珍しく”不倫”の歌なんです。

当時は理解できず、大人ぶって(経験もないのに)こんな歌書いちゃってと

思ったものですが、20年経った今はわかる。

不倫を公にした方もいますが、やはり自分たちの世界だけで完結させてほしい。

まさに始まった時から終わりに向かって進む恋。

”秘すれば花”の関係なのだと思います。

 

槇原敬之の歌詞から見る名言④「桃」より

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抱きしめたいという言葉の意味とは裏腹に

不安や寂しさを君に押し付けようとしてたんだ

ここに来る途中に君の好きな桃を選びながら

救われることしか頭になかった最低な僕

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▷発売日 2001年4月25日 シングル

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

【曲紹介】

事件後、復活のシングルでした。優しい、とことん優しい。

桃という傷みやすい果物を題材に、それまですべて”自分ひとり”のことしか考えず相手への気遣いなんて微塵もしていなかった”僕”の反省の弁です。

忙しかったり心が疲れたりすると、よくこんな風に思ってしまいます。

相手のためと言いながら、自分が救われたいと思う。自分を戒めたいとき手に取る曲です。

 

槇原敬之の歌詞から見る名言⑤「Name Of Love」より

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この不思議で幸せな痛みとぼくは暮らしてみる

しょうがないけど 笑いながら追い出さないで暮らしてみる

形のないこの痛みを 少しは可愛がれるように

君の名前を内緒でつけた ぼくのName Of Love

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▷発売日 2011年7月27日 Cicada収録

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

【曲紹介】

いとこのローリー寺西(寺西一雄さん)に書き下ろした一曲。

失恋した悲しい気持ちに好きだった人の名前をつけて過ごすという。ドMというかなんというか・・・恋の余韻に浸るように一緒にすごして可愛がるなんて、そんな発想したことなかったけど、今はなんとなくわかるなぁ。恋してるときって楽しいもん。

 

槇原敬之の歌詞から見る名言⑥「軒下のモンスター」より

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親を泣かせることも 心に嘘をつくのも嫌なんだ

いっそ妖怪にでもなって君を軒下から見ていたい

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▷発売日 2011年7月27日 Heart to Heart収録

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

【曲紹介】

歌でカミングアウトするとは・・・さすが槇原敬之。とファンの間では大騒ぎになった曲です。ここまでの心の葛藤を曲にするすごさ。親を泣かせたくない、でも自分の気持ちは偽れない。誰の目にもさらされずに隠れてしまいたい。セクシャルマイノリティだけではなく、そんな思いや経験をしたことありませんか?自分をモンスターと表現するあたり、強烈な悲しみを感じます。

 

槇原敬之の歌詞から見る名言⑦「運命の人」より

[topic color=”black” title=”名言”]

他の誰かのことを好きだと知った後でも

いきなり嫌いになれるはずもなく当面は君を好きなまま

ハシカみたいな恋だったと笑える日が来るのかな

それともこのまま一人で君を思いながら年をとっていくのかな

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▷発売日2016年12月14日 Believer収録

▷作詞 槇原敬之

▷作曲 槇原敬之

【曲紹介】

最新アルバムからの1曲。ここ数年、説法ソング(笑)が多い中、待ちに待った大人のラブソング!いや、失恋ソングです。アラフォーにもなるとなかなか恋することは難しくなります。まして、その相手にパートナーがいないという状況はほぼ奇跡!

恋に落ちた→この心境になる確率高いです。

でも、ハシカみたいな恋、してみたいなぁ。

まとめ

改めて槇原さんの歌詞を見直しましたが、どれも秀逸で選ぶのにかなりの時間を要しましたが、改めて槇原さんの才能にしびれました

3月からTIME TRAVELING TOURが始まります。昔聞いたことある!懐かしい方、ちょっと聞いてみたいかも?と興味を思った老若男女は是非参加してみてください。 

あなたの知らない槇原敬之ワールドに出会えること間違いなし!です。

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