長渕剛のイメージを問うと、どうしてもドラマの影響が大きいからなのか、怖い人。という答えが返ってくる事が多いです。1988年から放送していた「とんぼ」で演じていた小川英二役があまりにもかっこ良く、そしてハマり過ぎていたために長渕剛=小川英二という認識をせざるを得ないのも理解出来ます。
しかし、小川英二はあくまでも役です。実際は、とても人間味溢れる男である事をぜひ知って頂きたいです。今年の長渕剛の公式で発売されているカレンダーの写真を見れば、一目瞭然です。愛犬を抱きかかえ、小川英二を演じていた男と同一人物とは思えないほどの笑顔です。それでは、具体的に長渕剛の優しさについて見ていきましょう。
もくじ
長渕剛の弱さ故の強さ。優しさが曲に込められている。
長渕剛の楽曲には、人生応援ソングとでもいうべき名曲がたくさんあります。「Myself」や「HOLD YOUR LAST CHANCE」など、どうしてこんなにも弱い自分の気持ちを代弁してくれるんだろうと、曲を聞きながら何度涙を流したか分からないくらいです。そんな楽曲をギター1本で勇ましく弾き語る姿を見ると、何てメンタルの強い人間なんだと思ってしまいがちですが、長渕剛の楽曲の真意としては『お前らも頑張れよ!“俺も頑張るから”』と一言添えられているように思いますし、LiveのMCでも言っていたりするのです。なぜ人の弱さが分かるのかと言えば正しく、俺自身も弱いからなんだよ。と伝えてくれているようで、そんな彼の優しさにファンはまた涙が止まらなくなってしまうのです。
ファンへの優しさ溢れるエピソード
他にも長渕剛の優しさを感じるところはあります。偶然ご飯屋さんで遭遇したファンの方から、聞いた話です。剛さんは後からお店に入ってみえたのですが、お店の方に申し訳ございませんが、お客様よりも先に長渕さんにお料理をお出ししてもよろしいでしょうかと頼まれ、自分たちは注文してから料理が出てくるまで結構な時間がかかってしまったようです。しかし、そもそも同じお店の中ですぐ視界の先に大好きな長渕剛がいると思うだけで、料理の味も分からなくなってしまうくらいなので、どれだけの時間待たされても何とも思わなかったみたいなのですが、剛さんが帰られる際にちゃんとファンの方達に挨拶をしてくれ握手までしてくださったそうです。車に乗って走り出してからもずっとこちらに手を振り返してくれたそうです。剛さんの目からは、『たくさん待たせちゃってごめんな。』と言っているようだったと。
剛さん自身は、もっとファンと近い距離で触れ合いたいと思ってくれてるようですが、やはりあそこまでにスーパースターです。周りのスタッフがそうはさせてくれないようです。ファンとの歯がゆい距離感をこれからの歌で、伝えてくれることを期待するばかりです。
どれが本当の長渕剛?
先ほども出て来ましたが、長渕剛のドラマの代表作は「とんぼ」と答える方が多いと思いますが、実はとんぼをやる前にもドラマには何本か出ています。「家族ゲーム」「親子ゲーム」「親子ジグザグ」と言った作品です。こちらをご覧になっていた方々は、まさかとんぼの様な役を演じる事が出来るなんて想像もしてなかったくらい、以前はひょうきんな役柄ばかりでした。あの有名な『男はつらいよ』シリーズにも実は出演しているんです。幸福の青い鳥編で、しかも今の奥様である志保美悦子さんと。
このひょうきんな役と、シリアスな役。どちらが本当の長渕剛に近いと思いますか。私個人の見解としては、断然ひょうきんな役の方が近いと思います。こちらの方が演技というよりもとてもナチュラルな感じでした。
それに近年バラエティー番組に出たりした時には、コントがやってみたいと発言していたりするので、本人としても“怖い”と言うイメージよりも優しいだったり、面白いのイメージを持って貰いたい気持ちがどこかにあったりするのかもしれませんね。
航空自衛隊松島基地 隊員激励ライブ動画
長渕剛の人間味がわかる動画をご用意しました。
とにかく見て下さい。
ファンじゃない方でさえも、感動できると思います。
https://youtu.be/EMtbGbGLQ2A?list=PLjBeZ1jSISRJPf2lKP5WA2Ut6rNqn7cHN
まとめ
今回は、長渕剛の優しさについて書かせて頂きました。タイトルにも付けさせて頂きましたが、自分自身も弱い人間だからこそ、弱き者達の気持ちが分かるし、応援してあげたいと思うからこそ、数々の名曲が生み出され、たくさんの人たちに勇気を与えられる強い人間になれた。だからこそ内面から優しさが滲みでているのだろうと思いました。